腰痛診断のアルゴリズムをフローチャートで示し、多彩な図表で分かりやすく解説

ベストナース、2010年11月号 「必見! 2010年秋のお薦め図書総覧」より抜粋

 整形外科臨床パサージュ・シリーズ第1巻として出版された「腰痛クリニカルプラクティス」。中村耕三・東京大学大学院医学系研究科整形外科学教授が総編集、札幌医科大学の山下教授が専門編集しました。患者の症状から訴え、診断、治療法選択に至る考え方の道筋を分かりやすく示し、専門医を目指す若い医師、第一線で活躍する運動疾患診療の専門医の日常診療をサポートする実用書になっています。

 「日本人に一番多い主訴である腰痛から、どのようなことが考えられるか。診断アルゴリズムをフローチャートで示す一方、図表などを多く取り入れて、分かりやすく解説しました」と特徴を語ります。

 高齢者、青少年、小児・成長期の腰・下肢痛からどのような疾患を考えるか、身体所見のとり方、補助診断法、評価法、治療方針の決め方、治療の進め方、主な疾患の診断の進め方、腰・下肢痛をきたす非脊柱疾患、難知(ママ)性慢性下肢痛の病態と治療を記載。エビデンスベースに、アップトゥデートな最新知見・先端技術も盛り込んでいます。

 腰痛患者への生活指導、腰痛の運動療法も若年者、中高齢者ごとに記述するなど、看護師も活用できる分かりやすい書籍になっています。

 今後、膝痛、運動器画像診断、骨粗鬆症、手・肘痛、軟部腫瘍、下肢スポーツ外傷などが発刊予定です。